2018.05.23
「茶霞(さか)o’carre(オキャレ)」6/1(金)オープン。(旧 伊深村役場庁舎)
令和2年3月31日をもって営業は終了しております。
地域の人たちに親しまれ、この度、3月末に改修工事が行われた「旧 伊深(いぶか)村 役場庁舎」(有形登録文化財)を活用した「和テイスト」のカフェ「茶霞 o'carre(さか オキャレ)」が6月1日(金)オープンいたします。
この建物は伊深村役場として1936年に創建。美濃加茂市として町村合併した1954年に連絡所、1981年からは「伊深町自治会館」として、地域住民の集会やサークル活動、「伊深親子文庫」など、地域のみなさんとともに育ちました。
2018年3月、創建当時の外観を復元するとともに、早稲田大学 古谷 誠章 研究室の協力を得て、地域住民や地域外からの人たちが集うカフェスペースとしてのコンセプト検討とプランニングを住民ワークショップを重ねつくることができました。
昨年夏に募集を行い、選考の結果、運営者になられたのは、岐阜市内の芸妓団体「鳳川(ほうせん)伎連」に所属し、幇間(ほうかん)として活動中の橋嶋 直人(鳳川 辰次)さん(24)。
調理師免許を持ち、食育インストラクターなどの認定も受けています。
カフェの名称である「茶霞(さか)」は、「茶寮」「茶菓」と似た意味を表し、「Carre」はフランス語で「広場」を意味し、「o'carre」(オキャレ)とすることで、この建物の正面玄関前の道がかつて「おきゃれ畷(なわて)」と呼ばれていた歴史を紐解く名前となりました。
5月25日(金)(1o時より)プレオープンイベントを行い、週末3日間(5/25-5/27)を地域の方々を中心にお招きしてお茶の提供(有料)、「舞と邦楽の世界」、「日本茶の美味しい淹れ方・頂き方講座」をテーマに交流や親睦を深めながらオープン日へ向けた相互理解や関係づくりを深めていただきます。
6月1日(金)オープン日からは、お抹茶、煎茶などの提供のほか、昨年まで岐阜市内で提供していた「舞妓さんちのかき氷」を、夏季限定でお楽しみいただけます。食事については、基本、「仕出し」など地域のお店と連携して提供する形になります。(食事については手配が必要な為、要予約。)
和室スペースなどは地域のみなさんの交流・集まりの場として、オープン時間外などを中心に開放していくことで地域の人たちにとっても活用の機会があるほか、地域ニーズである「モーニング提供」などを地域内の人と連携してできるような「場づくり」の拠点としても成立できるよう、今後地域の方々と意見を交わしながら進めていくとの事です。
施設には、「あい愛バス」(さとやま線)などの公共交通機関、車などでお越しいただくことができます。
ぜひお越しいただき、「みのかも時間」を感じてください。
茶霞 o'carre(さか オキャレ)
美濃加茂市伊深町895
TEL 0574-29-3011
オープン: 11:00 - 17:00(L.O) 木・金は夜間営業あり
定休日: 水曜日